pince nez
鼻眼鏡
名詞
複数形: pince nez
pince nezは、フランス語で鼻をつまむという意味に由来しており、現代の一般的な眼鏡とは異なり、耳にかけるつる(テンプル)が存在しないのが最大の特徴です。主に19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した形式であり、現代ではアンティークな雰囲気や、特定のキャラクターの個性を演出する小道具として認識されることが多いアイテムです。
構造と装着感
この眼鏡は、ブリッジ部分にあるバネの力で鼻梁に直接挟み込んで固定します。そのため、装着が非常に簡単である一方で、激しく動くと脱落しやすいという特性があります。現代の眼鏡に比べて非常にコンパクトに折り畳めるため、携帯性に優れていたという歴史的な背景があります。
視覚的なイメージと文脈
物語や映画などの文脈では、pince nezを着用している人物は、知的で厳格な学者、あるいは権威のある人物として描かれる傾向があります。例えば、古い時代の教授や医師などが、資料を読み上げる際にサッと取り出して鼻に挟む仕草は、古典的なステレオタイプの一つとなっています。現代的な眼鏡(glasses)や、耳にかける形式の眼鏡(spectacles)とは異なり、あえてこの形式を選ぶことで、時代設定やキャラクターの特異性を強調する効果があります。
意味
名詞鼻眼鏡
耳にかけるつるがなく、鼻に挟んで固定する形式の眼鏡
He adjusted his pince nez before reading the letter.
彼は手紙を読む前に鼻眼鏡を調整した。
関連語
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